関東は27日も暑い 内陸で30℃以上の真夏日予想 10月も気温の高い状態が続く
27日(土)も汗ばむ陽気 内陸で真夏日か
明日27日(土)の朝にかけて所々で雨が降りますが、日中は天気が回復するでしょう。最高気温は28℃前後の所が多く、今日ほどの暑さはなさそうです。ただ、前橋は30℃と、内陸では真夏日になる可能性があります。
例年この時期だと、雨のあとに気温が下がり季節が進みますが、今年は10月に入っても汗ばむ陽気の日が多いでしょう。
この先1か月程度は高温傾向
東京都心では10月に入ると最高気温の平年値が25℃を下回ってきますが、昨年(2024年)は10月に30℃以上の真夏日を3回観測するなど、近年は10月に真夏日となることも珍しくなくなってきています。最も遅い真夏日の記録は、東京都心が10月19日(2024年)、熊谷市・長野市・甲府市は10月18日(1998年)、横浜市・さいたま市・前橋市・宇都宮市・水戸市は10月12日(2013年)、千葉市は10月7日(2018年)です。
記録的に遅い真夏日になることはなくても、まだしばらくは熱中症対策が欠かせません。他にも、農作物の生育や木々の色づきなど、高温による影響は広い範囲に及ぶでしょう。
紅葉の見頃はいつ?
今年の紅葉の見頃は、北日本と東日本は平年並みか遅く、西日本はおおむね平年並みとなるでしょう。今年の秋は全国的に気温は平年より高く推移する見込みです。紅葉の見頃は、秋(9~11月)の気温が低いと早まり、高いと遅くなります。10月までは平年より気温の高い傾向が続く影響で、例年の見頃が早い地域を中心に、見頃の時期が平年より遅くなるでしょう。
関東の中でも早い時期から色づきが進む日光・鬼怒川の紅葉見頃予想は、10月23日(10月下旬)で、平年より遅い予想です。高尾山は11月21日(11月下旬)で、平年並みでしょう。平野部では、朝の気温が10℃を下回るようになるのは、11月に入ってからとなる所が多い見込みです。平野部の紅葉スポットでは、11月中旬以降に見頃を迎える所が多いでしょう。