4日 長崎県300ミリ近い大雨 九州北部で滝のような雨の恐れ 中国四国～関東も雨
今日4日は前線や低気圧の影響で、九州から関東にかけて雨が降っています。長崎県対馬市厳原では24時間雨量が291.0ミリ(8時00分まで)と10月の1位の値を更新しました。九州北部は夕方にかけて非常に激しい雨や激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒してください。中国、四国から関東も今夜にかけて断続的に雨が降りそうです。
長崎県対馬市厳原で10月1位となる大雨
今日4日は、前線が華中から中国地方を通って日本の東にのびており、前線上の日本海西部に低気圧があって東北東に進んでいます。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、西日本を中心に大気の状態が非常に不安定となっています。
長崎県対馬市厳原では24時間雨量が291.0ミリ(8時00分まで)と10月の1位の値を更新しました。また、三重県紀北町で24時間雨量が122.5ミリ(11時00分まで)と、まとまった雨量となっています。
長崎県対馬市厳原では24時間雨量が291.0ミリ(8時00分まで)と10月の1位の値を更新しました。また、三重県紀北町で24時間雨量が122.5ミリ(11時00分まで)と、まとまった雨量となっています。
九州北部は非常に激しい雨の恐れ 中国・四国～関東は断続的に雨
九州北部では夕方にかけて雨や雷雨で、局地的に非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)や激しい雨(1時間30ミリから50ミリ未満)が降りそうです。土砂災害に厳重に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
九州南部でも夕方にかけて所々で雨が降るでしょう。中国、四国から東海は今夜にかけて断続的に雨が降りそうです。紀伊半島では夕方まで激しい雨の降る所があるでしょう。関東もこのあとは広い範囲で雨が降ったりやんだりするでしょう。東北も南部を中心に所々で雨が降りそうです。
九州南部でも夕方にかけて所々で雨が降るでしょう。中国、四国から東海は今夜にかけて断続的に雨が降りそうです。紀伊半島では夕方まで激しい雨の降る所があるでしょう。関東もこのあとは広い範囲で雨が降ったりやんだりするでしょう。東北も南部を中心に所々で雨が降りそうです。
非常に激しい雨とは
非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上～80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
