10月の満月の名は「ハンターズムーン」名前の由来や願い事は?

10月の満月は「ハンターズムーン」とも呼ばれています。この名前の由来や願い事、今年はいつどの方角に見えるのかをお伝えします。今年のハンターズムーンは、中秋の名月とほぼ重なるほか、ハーベストムーンとも呼ばれる例年とは一味違った満月です。ぜひ願いを込めてみませんか。
ハンターズムーンとは?

■名前の由来は?
各月の満月についている英語名の発祥はアメリカの先住民とされ、10月の意味は「狩猟の月」です。彼らにとって10月は、長い冬がやってくる前に肉を蓄えようと、狩猟を始める時期にあたります。このころの野生動物は、エサが豊富な夏を過ごして肥えており、野生動物たちもまた、冬を越すためのエサを求めて徘徊することから、狩猟に最も適しています。彼らは10月の満月をハンターズムーンと名付け、狩猟時期の目安としていました。
ハンターズムーンはいつ見える?
今年の10月の満月の時刻は、10月7日(火)午後0時48分です。
このように正確な時刻は、昼間の時間帯になりますが、7日夜になってもほぼ満月の形で見ることができるでしょう。
■ハンターズムーンはどこから?
ハンターズムーンは、日没の頃に東の空から昇り、真夜中に南の空を通って、日の出の頃に西の空へ沈みます。10月7日(火)の夜から8日(水)の明け方にかけて、晴れていればほぼ一晩中美しいハンターズムーンを楽しむことができそうです。
■各地の日没と月の出のタイミング
10月7日(火)の各地の日の入りは、概ね17時~18時頃、月の出も同じく17時~18時頃となっています。
今年のハンターズムーンは中秋の名月とほぼ重なる ハーベストムーンとも

各月の満月の呼び方

このように、満月には各月ごとに名前が付けられています。
昔は、今の「太陽暦(太陽を基準にした暦)」ではなく、「太陰暦(月の満ち欠けを基準にした暦)」をもとに生活しており、アメリカの先住民は、各月の満月に名前を付けることで季節を把握していたと言われています。
満月の名前は、各月ごとにまつわる生き物や作物、自然や気象などいろいろなものから付けられ、農業や漁業、狩猟などの目安とされてきました。
満月の名前は、その満月を含む1か月の呼称としても用いられていたようです。
まとめ
諸説ありますが、ハンターズムーンには「金運」「蓄積」「所有物」「信用」「センス」「観賞」などさまざまなキーワードがあります。金運アップや財産にまつわる願い事などをするのもよさそうです。
ぜひ「ハンターズムーン」に願いを込めてみませんか。