
本格的な台風シーズンを前に、香川県は7月17日、大型の台風による被害を想定した災害対策本部の運営訓練を行いました。
訓練は、大型で強い台風が接近し、香川県全域に大雨・洪水警報が発表された想定で行われ、県庁では池田知事を本部長に県の幹部職員などが参加しました。
気象台の担当者から気象情報を共有してもらい県の職員が、川の氾濫やケガ人の有無など被害状況を報告しました。
これを受けて池田知事は、人命の救助を最優先するよう指示したほか、救助用のヘリコプターや支援物資の手配など一連の流れを確かめました。
(香川県危機管理課 青井常治防災指導監)
「しっかりと県、各市町、防災関連機関と練度を上げて台風・風水害にも対応できるよう進めていく」
41の団体から約240人が参加し、今回初めて、2025年度から内閣府が運用を始めた支援物資の備蓄状況などを管理するシステムを使った訓練も行われました。