10日ぶりに猛暑日100地点超え 明日21日は更に猛暑日地点増 危険な暑さ長期戦
10日ぶりに猛暑日地点100超え
全国で一番暑くなったのは、山形市で37.2℃。2位は岩手県奥州市江刺愛宕37.0℃(今年一番)、福岡県太宰府市37.0℃と、体温並みの危険な暑さとなりました。
青森県今別町33.4℃、岩手県洋野町種市35.2℃、宮城県鳴子温泉36.2℃など、昨日19日(土)梅雨明けした東北北部を中心に6地点で7月1位の値を更新しました。
その他、札幌30.8℃、仙台市33.2℃、新潟市35.3℃、東京都心32.9℃、名古屋市33.2℃、大阪市34.4℃、福岡35.3℃、那覇市31.5℃など。福岡市は3日ぶりに猛暑日となりました。
※20日15時までの速報値
明日21日(月:海の日) 更に猛暑日地点増
【21日の予想最高気温】
37℃:前橋市(群馬)・熊谷市(埼玉)・甲府市(山梨)・京都市など
36℃:山形市・さいたま市・福井市・鳥取市、佐賀市など
35℃:北見市(北海道)・名古屋市・富山市・大分市など
今年2025年は、7月7日の七夕に猛暑日210地点と今年初の200地点超えとなり、岐阜県多治見市で38.8℃と今年全国で最高気温を観測しています。この先も、七夕を上回る猛暑が予想されるため万全な熱中症対策が必要です。
猛暑日が続出の一週間
札幌でも真夏日が続き、帯広など内陸では38℃と、体温超えの危険な暑さとなるでしょう。山形など東北でも36℃~37℃が続き、北日本(北海道・東北)でも猛暑となりそうです。
東日本(関東甲信・北陸・東海)や西日本(近畿~九州)では、内陸を中心に猛暑日続出となるでしょう。前橋や京都では、36℃~37℃と危険な暑さが続き、名古屋市や大阪市、福岡市も猛暑日の日が多いでしょう。東京都心も連日、34℃前後となりそうです。
例年、この時期からお盆にかけてが一年の中で最も暑く、暑さの記録が出る時期です。2018年以降は、毎年どこかで最高気温40℃以上を記録しています。夜も気温の下がり方が鈍く、熱帯夜(夜間の気温が25℃以上)が続く見込みです。「休息・冷却・水分補給」をこまめに行い、夜もエアコンをつけたまま休むなど、対策は万全に行いましょう。