厳しい暑さの北海道 7月いっぱいは平年よりかなり高い気温が続く
道内は広く蒸し暑い 今年一番の気温の高さとなった所も
明日(18日)以降もしばらく暑さが続く見込みです。予想最高気温は稚内など沿岸の一部で24℃くらいの他は、全般に30℃前後まで上がるでしょう。札幌は最高気温が30℃以上の真夏日が続き、火曜日(22日)は34℃と、厳しい暑さとなりそうです。更に、北見と帯広では月曜日(21日)と火曜日に35℃以上の猛暑日となる可能性があります。危険な暑さとなる所もあるため、体調管理に注意し、引き続き万全な熱中症対策を心がけて下さい。
この先も暑さが続く1か月 日中も夜間も熱中症に注意
気温は、道内に暖かい空気が流れ込みやすいため、平年より高い傾向が続き、7月いっぱいは平年よりもかなり高い気温となるでしょう。札幌の7月の真夏日日数が、これまでに最も多かったのは1924年の17日、次に多いのが2021年の15日となっています。今年の7月の札幌は今日を含めて、真夏日となった日数は9日で、残りの2週間で真夏日が続けば、統計史上最も真夏日日数が多い7月となる可能性があります。
最高気温だけではなく、最低気温も高く経過し、札幌も含めた道内の所々で、夜の最低気温が25℃以上の熱帯夜となることもありそうです。日中の万全な暑さ対策だけではなく、寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、夜間も熱中症対策を心がけて下さい。