 
    九州地方知事会議が27日に名護市で開かれ、有事の際の国民保護計画について意見を交わしました。
有事の際の住民避難を巡り、政府は宮古や八重山など先島地域の住民を九州や山口県に避難する計画を策定しています。
会合では、住民を移送するバスの運転手や高齢者や持病のある患者を受け入れる医療や介護にあたる人材が不足しているとの懸念が示されました。
先島諸島の市町村の関係者からは、迅速な避難に向け受け入れ空港を増やしてほしいとの要望がありました。
九州地方知事会 河野俊嗣会長:
陸路での輸送は相当時間が掛かるのではないかというところは元々受け入れ自治体としては問題意識を持っています。機材繰りであったり、オペレーションのための人材確保といった点で課題がありますので。そういう要請をどのように組み合わせてより良いスムーズな避難であったり受け入れを進めていくかというのを一緒になって考えていく
この会議に先立ち、一行は糸満市の平和祈念資料館を視察し、苛烈な地上戦を体験したひとりひとりの証言に静かに向き合っていました。


 
             
             
             
             
           
           
           
           
          




