
水害に備え日頃から行える取り組みや対策などを紹介したパネル展が岩手県盛岡市で開かれています。
これは住民や企業が主体的に水害のリスクを知り行動できる社会づくりを目指して県が開いたものです。
水害の対策を巡っては、近年の災害の激甚化により行政や民間企業、住民など河川の流域に関わる全員で取り組む「流域治水」というアプローチが推進されています。
会場の盛岡市の県立図書館では2024年8月の台風5号を例に、ダムや堤防などこれまでの県内の流域治水の取り組みとその効果が紹介されています。
またキャラクターを使って日頃からできる取り組みなどが分かりやすく解説されています。
このほか異常気象や水害について学べる本なども紹介されています。
県土整備部 菊地博流域治水課長
「まずは自分が住んでいる所の水災害のリスクを知ってもらいたい」
このパネル展は8月28日まで盛岡市の県立図書館で開かれています。