
愛媛県内は5日、今年最多の9つの地点で猛暑日となりました。この猛烈な暑さの中、松山市の石手川ダムの貯水率は80%を下回り、松山河川国道事務所は渇水調整協議会の開催を決めました。
県内は5日も各地で厳しい暑さになり、大洲市長浜では観測史上最高の36.4度を記録したほか松山で35.9度など、今年最多の9つの地点で35度を超える猛暑日となりました。
田中日南子記者:
「お昼の松山市、いま日陰にいるんですが、それでも温度計は35度を超えています。貯水率が80%を下回った石手川ダムでは、水位が下がり、岩肌も見え始めています」
松山の水がめ・石手川ダムは、4日午前6時40分に貯水率80%を割り込み、5日午後5時30分で、77.6%となりました。
松山市のもう一つの水源、地下水は南高井の観測ポイントで、地表から水面までの距離が3.42メートル。平年と比べて0.86メートル低く先月下旬以降、下がり続けています。
こうした状況を受けて、今週8日に国の松山河川国道事務所が渇水調整協議会を、松山市公営企業局は渇水対策委員会をそれぞれ開くことを決めています。
県内は今週7日以降に前線に伴い雨が降る予報で、恵みの雨が期待されます。
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