東北や長野県の紅葉の名所で見頃に 日光も色づき進む 紅葉が進む条件は8℃以下
紅葉の見頃スポットは?
紅葉が見頃を迎えている主なスポットとしては、北海道の香雪園(見晴公園内)、青森県の奥入瀬渓流、宮城県の鳴子峡、長野県の上高地などで全体的に紅葉している状態となっています。
また、関東でも栃木県の日光(いろは坂・華厳滝)では見頃となっており、東京都の高尾山でも色づき始めとなっています。
紅葉が進む条件とは?
夏の間はクロロフィルという緑色の色素がたくさん作られるため、葉は緑色をしていますが、秋から冬にかけては、クロロフィルが減って徐々にアントシアニンという赤い色素の割合が増えてくることで、葉が紅く染まっていきます。
アントシアニンの割合が増えるには適度な寒さが必要で、この適度な寒さが最低気温8℃以下です。最低気温が10℃を下回らず暖かいとクロロフィルが分解されないため、きれいに紅くならず、逆に最低気温が0℃以下になるなど寒すぎると、葉は黒くなってしまいます。
また、1日の寒暖差が大きいとクロロフィルの分解が良く進み、葉の中でアントシアニンの純度が高くなるため、葉はよりきれいに紅く色づきます。
紅葉狩り日和は?
8日(土)頃までは本州付近は晴れる日が多く、紅葉狩りに行くのも良さそうです。9日(日)は北海道から九州にかけて雨が降り、お出かけにはあいにくの天気となりそうです。
