ゲリラ雷雨が発生中 関東~九州は今夜にかけて大雨災害に注意・警戒を
近畿や四国などに発達した雨雲
14時20分までの1時間に、和歌山県那智勝浦町色川で31.0ミリと、バケツの水をひっくり返したような激しい雨が降りました。また、14時30分までの1時間に、徳島県上勝町福原旭で21.5ミリの強い雨を観測しています。
今夜21時頃までは局地的に滝のような雨
黒い雲が近づく、ゴロゴロとカミナリの音が聞こえる、暑かったのに急に冷たい風が吹くなど、積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物や車の中など、安全な場所に移動するようにしてください。
ゲリラ豪雨に遭遇したら
① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まるおそれがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水するおそれがありますので、絶対に避けてください。