関東から九州は9月中旬も厳しい残暑 台風や秋雨前線の影響は?
台風の後は再び猛暑 6日(土)以降は熱中症警戒
6日(土)~7日(日)は高気圧に覆われて晴れる所が多くなるでしょう。再び暖気が流れ込むため、東海~九州は最高気温が35℃くらいまで上がる所もありそうです。9月最初の土日のお出かけは万全な暑さ対策が欠かせません。一方、秋雨前線が通過する北海道は7日(日)に雨が強まるでしょう。
8日(月)は日本海側では秋雨前線の影響で雨の所が多いですが、高気圧の圏内となる太平洋側では晴れて気温の高い状態が続きそうです。東京都心も最高気温が34℃と猛暑日に迫る暑さでしょう。
9日(火)~10日(水)は北海道や東北は晴れる所が多いですが、関東~九州は広く雨が降るでしょう。それでも気温は高く、かなり蒸し暑くなりそうです。
9月中旬に入っても関東~九州は厳しい残暑
期間を通して上空に暖かい空気が居座る予想で、なかなか気温が下がってきません。関東~九州は最高気温が33℃くらいまで上がる所が多いでしょう。曇りや雨でも30℃以上の真夏日となる日がほとんどです。また、最低気温も25℃以上の所が多く、熱帯夜もまだまだ続く見込みです。体調管理や食品の管理には十分ご注意ください。
高温多湿は食中毒に注意 予防3原則とは?
1つめは、清潔・洗浄で、細菌などを「つけない」ことです。調理の前には石鹸やハンドソープを使って、正しい手洗いを徹底しましょう。調理中に食材が変わるたびに、手洗いをするよう心がけてください。調理用具は洗浄・殺菌をするだけでなく、肉・魚、野菜など、食材によって使い分けるのが効果的です。
2つめは、迅速・冷却で、細菌などを「増やさない」ことです。細菌は、時間が経つにつれて、どんどん増えてしまいます。増やさないためには、食材の温度管理を徹底しましょう。調理中の食品を、そのまま放置しないだけでなく、作った料理はなるべく早く食べて、食べきれないものは、早めに冷蔵庫に保存してください。
3つめは、加熱・殺菌で、細菌などを「やっつける」ことです。細菌やウイルスの多くは高温に弱いため、食材の中まで、しっかりと加熱処理をしましょう。中心温度が75℃で1分間以上の加熱をするのが、目安です。