関東は夏空が続く ギラギラの太陽が危険な暑さや雷雨を生む 熱中症や水難事故に注意
夏空と厳しい暑さが続く 海水浴やプールに最適 一方で水難事故に注意を
夏休みに入り、ギラギラとした太陽の下、海水浴やプールといった夏のレジャーを楽しめるでしょう。ただ、午後は天気が変わりやすく、にわか雨や雷雨に注意が必要です。ゴロゴロと雷鳴が聞こえてきたら、すぐに海やプールから上がり、安全な建物の中に避難するようにして下さい。また、川でのレジャーを楽しまれる方は、「鉄砲水」に注意が必要です。遊んでいるエリアで雨が降っていなくても、川の上流で降った雨が、一気に下流へと流れ、急激に水量が増す恐れがあります。周辺にカミナリ雲がみられる場合、発生するリスクが高く、川遊びなどは中断し、できるだけ離れるようにして下さい。
関東は大気の不安定な状態が続く 大雨による災害に警戒
群馬県では、22日(火)16時までに、局地的に1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降ったとみられ「記録的短時間大雨情報」が2回発表されました。
向こう一週間も、山沿いを中心に所々でにわか雨や雷雨がありそうです。場所によっては、激しい雨や非常に激しい雨が降ることもあるでしょう。大雨になる恐れもありますので、低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒して下さい。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。