今日20日は山沿い中心に雷雨 明日21日は関東の平野部も天気急変・激しい雨に注意
20日(日) 山沿いを中心に激しい雨や雷雨
気温が上がる午後は、各地で大気の状態が不安定。山沿いを中心に所々で雨雲や雷雲が発達しています。
発雷確率(雷の発生する確率)をみると、栃木県など関東北部を中心に80%と高くなっています。晴れている所も油断禁物。局地的には1時間に50ミリ以上の「滝のような雨」が降るおそれがあるため注意が必要です。
また、「山の雷 川の増水」といわれるように、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水することがあるため注意が必要です。
21日(月:海の日) 関東の平野部も天気急変に注意

気温が上がる午後は、大気の状態が不安定。特に、関東は上空に寒気が入るため非常に大気の状態が不安定となる見込みです。発雷確率(雷が発生する確率)は、関東北部で90%以上、東京都心など平野部でも50%以上と高くなっています。
都市部でも1時間に30ミリ以上と、バケツをひっくり返したような激しい雨や雷雨となるおそれがあるため、午後は天気の急変に注意が必要です。
天気急変のサインは?
① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。
③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。
このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。