北海道 つるつる予報(R)終了!!
2018年03月16日16:07
今シーズンは、「雪道の自己転倒」による救急搬送人員が898人と、6年ぶりに1000人を下回っています。地域住民や観光客の皆様の転倒防止への意識が高まってきているようです。
過去5シーズンの平均を大幅に下回る!!
平成28年は、平成24年の過去最高の救急搬送人員1,406人に次ぐ1,312人でした。
しかし、今シーズンは3月16日8時30分現在で898人と、過去5シーズンの平均の1,183人と比べても285人も少なく、6シーズンぶりに1,000人を下回る見込みです。
地域の方々や観光客の皆様も、転倒防止への知識や注意が高まってきているようです。
スパイクタイヤ規制でツルツル路面に
なお、札幌市内で救急搬送人員が多い地域は、「すすきの・大通地区」です。この他では、新札幌駅、琴似駅、西18丁目駅、北24条駅、麻生駅、澄川駅など地下鉄駅の周辺で多く発生しています。これは、駅構内の快適な路面から急に外のツルツル路面に出てくることや、出入口付近には段差があることも多いからと考えられます。また、ロードビーティングが整備されている所は当然転倒が少ないですが、逆に境目付近も転倒が多く発生します。変わり目は危険です。
ツルツル路面は温暖化の影響?
「つるつる予報(R)」は、本日(16日)17時発表で終了しますが、北海道ではまだ雪の多く残る地域があります。日に日に春めいていますが、日中と朝晩との路面状況の変化に注意し、今後も転倒しないようにして下さいね。