15日(敬老の日)は晴れて気温上昇 近畿や東海などで猛暑 熱中症やにわか雨に注意
広く晴れ 午前・午後ともに所々で雨
九州北部から北陸を中心に、午前中から雨の降る所がありそうです。降り続く雨ではないですが、局地的には雷を伴って雨脚が強まるでしょう。
午後も晴れる所が多いですが、にわか雨や雷雨に注意が必要です。九州から関東では気温が上がるため、山沿いや内陸部を中心に雨雲が発達しやすくなります。道路が冠水するほどの激しい雨が降る所もあるでしょう。特に、山や川など屋外のレジャーは、雷の音が聞こえる、黒い雲が近づくなど天気急変のサインがあれば、すぐに安全な場所に移動してください。
厳しすぎる残暑 熱中症対策を
沖縄は33℃から34℃くらいの所が多く、ムシムシとした暑さが続きそうです。九州から東海は速いペースで気温が上がり、名古屋で36℃、京都と岐阜で35℃と猛暑日になるでしょう。関東や北陸は32℃前後の所が多く、真夏のような暑さが続きます。熱中症警戒アラートが、沖縄(八重山地方)や九州から東海の13県に発表されています。昼夜を問わずエアコンを使い、こまめな水分補給を心がけてください。
東北の太平洋側は昨日14日より低い所が多く、仙台は27℃の予想。それでも平年よりは高く、少し動くと汗ばむくらいでしょう。北海道は30℃近くまで上がる所もあり、札幌は29℃と真夏並みの予想です。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時にすぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があればタオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。