20日も夏空と猛暑 九州から東北南部の14府県に熱中症警戒アラート発表
夏空続く 北海道は大雨の所も
北海道は、前線や暖かく湿った空気の影響で、昼頃までオホーツク海側を中心に雨が降るでしょう。大雨のピークは越えつつありますが、上川地方や留萌地方、宗谷地方、紋別地方では、昼前にかけて川の増水や氾濫に警戒が必要です。
沖縄は、本島地方と大東島地方は晴れますが、急にザッと雨の降ることがあるでしょう。先島諸島は、局地的には激しい雨が降りそうです。台風6号は沖縄から離れていきますが、高気圧との間で風の強い状態が続くでしょう。強風や高波にご注意ください。
猛暑日続出 内陸は体温並みの暑さ
特に気温が高くなるのは、九州から東北。33℃から35℃くらいの所が多く、東京都心は33℃と、昨日と同じくらいの予想です。福岡や金沢は35℃と、猛暑日になるでしょう。内陸部はさらに気温が高く、熊谷は37℃、甲府や福島で36℃と、体温並みの暑さの所もありそうです。
沖縄や九州から東北では熱中症にかかるリスクが高く、熱中症警戒アラートが九州から東北南部の14府県に発表されています。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わずエアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前にこまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。