全国的に荒天 12日は西日本を中心に大雨 13日は東海や関東・東北で激しい雨も
2024年05月12日07:53
12日(日) 西日本を中心に大雨に警戒
今日12日(日)は、沖縄では夜から広く雨が降り、九州から近畿は断続的に雨脚が強まるでしょう。東海は次第に雨の範囲が広がりそうです。太平洋側を中心に発達した雨雲がかかり、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。九州や四国は、局地的に非常に激しい雨が降りそうです。
北陸は所々で雨が降っていますが、夕方以降は広く雨。関東甲信は、夜から雨の降りだす所が多いでしょう。東北も、夜は所々で雨が降りそうです。北海道は、昼頃になると日本海側から雨の範囲が広がるでしょう。
最高気温は、昨日11日(土)より低い所が多く、九州や四国、中国地方では暑さが収まりそうです。ただ、近畿から東北では25℃以上の夏日が続く所もあるため、こまめな水分補給を心がけましょう。
13日(月) 関東や東北も大雨
【24時間降水量(多い所)】
13日(月)午前6時まで
四国 200ミリ
東海 150ミリ
沖縄 100ミリ
北陸、関東甲信 80ミリ
伊豆諸島 40ミリ
明後日14日(火)午前6時まで
東海 100~200ミリ
東北、関東甲信、伊豆諸島 100~150ミリ
沖縄 50~100ミリ
北陸、四国 およそ50ミリ
非常に激しい雨って どんな雨?
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのままたまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。