洗濯機を2回以上回す手間をかけず、かつ洗濯物の適正量を守るためには、洗濯物を溜めすぎないよう工夫する必要があります。
ここでは、洗濯物の溜めすぎを防ぐコツを2つご紹介します。
■1. タイマーを活用する
洗濯物の溜めすぎを防ぐためにはこまめに洗濯する必要がありますが、「朝に洗濯する時間がない」「疲れて帰宅すると洗濯する気が起きない」など、さまざまな問題でこまめに洗濯できないケースもあります。
そんなときは、洗濯機についてタイマー機能を上手に活用しましょう。起床時間または帰宅時間に合わせてタイマーをセットしておけば、起きた後または帰宅後に衣類を干すだけで済むので、洗濯にかかる時間を短縮できます。
ただ、洗濯し終えた衣類を洗濯機の中に長時間放置すると、雑菌が繁殖して生乾き臭の原因となります。乾燥機能付きの洗濯機がある場合は、洗濯~乾燥までタイマーに任せておいて、あとは畳むだけという状態にしておくと、より洗濯の手間を省くことができます。
■2. 衣類やタオルの使用量を見直す
1人あたりの洗濯物の量の目安は、およそ1.5kgといわれています。[注1]
もちろん個人差はありますが、1人につき1.5kgの基準を大幅に超える場合は、必要以上に洗濯物が出てしまっている可能性があります。
1日3枚使っていたタオルを2枚にするなどして、洗濯物を減らすのがおすすめです。また、ジーンズやニットなどは汗や汚れが付着していなければ毎回洗う必要はありませんので、衣類ごとの洗濯回数も見直してみましょう。
[注1]
一般社団法人 日本電機工業会:電気洗濯機