滝右岸に流れを覆い隠すようにそそり立つ岩盤の間を飛び跳ねるように飛沫が舞う「早戸大滝(はやと おおたき)」。「日本の滝百選」に選出されていることや「大滝」の名に惹かれて訪れる人が多いと思われがちですが、実は滝前に大岩があることで滝の全貌が見えづらい点から「幻の大滝」の別名も!
「幻」と呼ばれるさらなる理由のひとつに、滝までの行程の苛酷さもあげられます。
魚止橋から林道に入って徒歩約15分(林道終点・伝道)を経て登山道にさしかかりますが、登山道には廃屋と化した造林小屋跡や、画像のような木製の橋、さらに靴を脱いで急流の中を歩いて渡ったり(渡渉点)、ロープつたいに崖や岩場を登ったり下りたりすることも!
ハイキング気分で行けるところではないので当然ながら登山靴は必須ですが、さらに「早戸大滝」への行程はいくつかのルートがあるので、事前にしっかり調べることなくして訪れるのは避けたい、危険かつ神秘のパワースポットです。
「早戸大滝」(神奈川県相模原市緑区鳥屋)お出かけ時は、
早戸川国際マス釣場の天気をチェック!
■車でのアクセス/県道64号線から「早戸川国際マス釣場」をめざそう。マス釣場から丹沢観光センター跡地まで徒歩で片道約1時間。そこからの早戸川沿いの行程は難路の登山道に分類(大人の健脚で往復3.5〜5時間)