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あなたはキャンプ場を選ぶときに、どのような条件で選んでいますか。「アクセスがよい」「買い物が便利」「温泉が利用できる」「充実したアクティビティ」があるなど、キャンプ場を選ぶ際の基準はさまざまですよね。中には「絶景が楽しめる」を基準にキャンプ場を選んでいる方も少なくないはず。そこで今回は、素晴らしい景色が見られる、おすすめのキャンプ場を紹介します。絶景が楽しめるキャンプ場で、一期一会の景色を楽しんでみませんか。

絶景の見えるキャンプ場ではそこにしかない景色に出合える！

「絶景」とは抜群に優れた景色や景観を表す言葉です。

日本全国にはさまざまなキャンプ場があり、山・川・海・草原など、ロケーションもさまざま。多くのキャンプ場では豊かな自然を楽しめるものの、絶景と呼べるほど美しい景色が見られるキャンプ場は限られています。

本記事では、雄大な山が望めるキャンプ場、美しい川の流れを眺められるキャンプ場、満天の星空が楽しめるキャンプ場など、そこでしか見られない絶景を楽しめるとして人気のキャンプ場を、東日本・西日本に分けて紹介していきます。

【東日本エリア】絶景の見える人気のキャンプ場

ここでは、星空や夜景、富士山などの絶景が見られる東日本の人気キャンプ場を8つ紹介します。

銀河もみじキャンプ場＠長野県

『銀河もみじキャンプ場』は長野県下伊那郡阿智村（あちむら）にある、「日本一の星空」が自慢の絶景キャンプ場です。

阿智村は、全国星空継続観察で「星が最も輝いて見える場所」の第一位に選ばれている地域。銀河もみじキャンプ場がある阿智村浪合の『もみじ平』は標高約1,000mに位置する「星の聖地」と呼ばれるスポットで、全国の星好きが星を見るために集まっています。

銀河もみじキャンプ場のテントサイトは、星空が美しく見える度合いにより「星空おすすめ度」が設けられているのが特徴です。各テントサイトやエリアには、それぞれ星座の名前が付けられていて、まさに星好きのためのキャンプ場と言えます。

場内には日本一の「星空認定スポット」もあり、そのスポットからの夜空の眺めは最高です。星空の絶景を楽しみたい方は、ぜひ足を運んでみてください。

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くりの木キャンプ場＠群馬県

群馬県伊香保市にある『くりの木キャンプ場』は非常に見晴らしがよく、素晴らしい夜景が楽しめるキャンプ場です。

関東平野を一望できる場所に位置しており、夕暮れから広がる夜景は圧巻の一言。夜景を存分に楽しむために、場内の灯りは最低限に抑えられており、静かなひとときを過ごせます。

魅力は夜景だけではなく、日本百名山にも選ばれた『赤城山（あかぎさん）』や『榛名山（はるなさん）』の見事な眺望も見逃せないポイント。早朝には赤城山からの美しい日の出を、夕方には榛名山の夕焼けを楽しむことができます。

時間帯によって、異なる絶景を楽しめるスポットであるため「とにかく景色を楽しみながらキャンプがしたい！」という方にうってつけです。

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北軽井沢スウィートグラス＠群馬県

群馬県吾妻郡に位置する『北軽井沢スウィートグラス』は、「火の山」として知られる『浅間山』の壮大な景色が楽しめるキャンプ場です。

浅間山を一望できるキャンプサイトでは、真正面にそびえる浅間山がモクモクと噴煙を上げる姿を見られます。火の山の迫力を感じさせる風景に、思わず息を呑むことでしょう。

また、北軽井沢スウィートグラスは冬キャンプにも魅力的なスポットです。北軽井沢は一年のほぼ半分が冬といえるほど涼しい場所で、冬場には最低気温がマイナス20度に達することもあります。

雪が降れば、雪上キャンプや雪遊びなど、銀世界の美しさを体感できるでしょう。また、コテージやキャビンは全室薪ストーブ付きで、ホットカーペットやコタツのレンタルもあるので、寒さ対策も十分です。

過ごしやすい季節におすすめなのはもちろん、冬にしか楽しめない景色も見られる、魅力的なキャンプ場ですよ。

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雨飾高原キャンプ場＠長野県

長野県の小谷村（おたりむら）に位置する『雨飾（あまかざり）高原キャンプ場』は、標高1,200mの場所に位置するキャンプ場です。昼は山と青空のコントラストが美しい絶景を、夜には満天の星空の絶景が見られます。

雨飾高原キャンプ場は、日本百名山に選ばれた『雨飾山』の登山口としても知られ、紅葉の時期には多くの登山者で賑わいます。また雨飾山は、山頂から「女神の横顔」と呼ばれる絶景アートが眼下に見えることでも有名です。

キャンプ場には通常のサイトに加えて、予約が必要な登山者オートサイトと予約不要の登山者フリーサイトがあります。

登山者フリーサイトはチェックアウトが不要で、朝にテントを張ったまま登山に出かけ、下山後に撤収できる便利なサービスも提供されているため、登山とあわせてキャンプを楽しみたい方にもぴったりです。

朝霧ジャンボリーオートキャンプ場＠静岡県

静岡県富士宮市に位置する『朝霧ジャンボオートキャンプ場』は、富士山の壮大な景色が楽しめるとして人気のキャンプ場です。

370平方メートルの広大なサイトは、全面が芝生のフリーサイト。車の横付けもできるため、荷物が多いときでも安心です。

さらに素晴らしいのは、施設内で使用されている水が地下180mから汲み上げた富士の天然水であること。蛇口をひねれば、デトックス効果が期待できる「バナジウム」を豊富に含んだ、口当たりの優しい天然水が飲めます。まさに富士山の裾野にあるキャンプ場ならではの特典ですね。

また、豊富なレンタル品が用意されており、手ぶらでのキャンプも可能な高規格キャンプ場なので、初心者にもおすすめです。

ほったらかしキャンプ場（HOTTARAKASHI CAMPING FIELD）＠山梨県

山梨県山梨市にある『ほったらかしキャンプ場』は、富士山の絶景と盆地の夜景で有名なキャンプ場です。

標高約700mに位置するため、昼の眺望はもちろんのこと、夕方になると盆地の夜景と星空、そして遠くに広がる富士山のトリプル絶景を楽しめます。

場内には、冷暖房が完備の小屋の横にテントが張れる「小屋付きサイト」、独立した空間でキャンプが楽しめる「横浜サイト」、ソロ専用の「ぼっちサイト」など、趣向を凝らしたさまざまなサイトが設けられているのが特徴です。

また併設の『ほったらかし温泉』で、ゆっくり温泉に浸かれるのも人気のポイント。温泉は日の出1時間前からオープンしているので、露天風呂から日の出と富士山の景色を眺めながら入浴もできる、癒しの絶景スポットです。

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南伊豆夕日丘キャンプ場＠静岡県

静岡県賀茂郡南伊豆に位置する『南伊豆夕日丘キャンプ場』は、海と夕日の絶景が見られるキャンプ場。

5種類のテントサイトはいずれも駿河湾に面している上に、すべて区画が独立しているのが特徴です。プライベートな空間で、ゆったりと海を眺めながらのキャンプが楽しめます。

特に「プレミアムサイト」は広々とした贅沢な空間で、思い思いのキャンプを堪能できます。他のサイトも、見通しのよい「赤色エリアサイト」はお子様連れに、「黒色エリアサイト」炊事場やトイレが近いサイトを希望する人に、高台からの景色が美しい「青色エリアサイト」は景色を重視している人におすすめです。

昼間の景色も美しいキャンプ場ですが、駿河湾に沈む夕日の絶景は、心に残る思い出となるでしょう。

いなかの風キャンプ場＠長野県

長野県上伊那郡にある『いなかの風キャンプ場』では、中央アルプスの素晴らしい景色が楽しめます。

棚田を再利用した場内は、ひな壇状にサイトが整備されていて、どのサイトからも中央アルプスが一望できる作りに。サイト内に収まっていれば、テントやタープの枚数に制限はなく、好きなギアを使って好みのレイアウトを作り上げられます。

また「天然の生態系の保護」をスローガンに掲げているのもいなかの風キャンプ場の特徴で、場内にある田んぼや畑での農業体験もできます。

レンタル品や食材販売も充実しており、手ぶらでキャンプも可能です。絶景を眺めながら、気軽にキャンプが楽しめるスポットを探している方は要チェックですよ！

【西日本エリア】絶景の見える人気のキャンプ場

ここからは、雲海やダムといった珍しい絶景や、見渡す限りの海などの美しい景色が楽しめるとして、西日本エリアで人気のキャンプ場を紹介します。

峰山高原リゾート星降る高原キャンプ場＠兵庫県

兵庫県神崎郡にある『峰山高原リゾート星降る高原キャンプ場』は、満天の星を活かした自然のプラネタリウムが自慢のキャンプ場です。標高930mの『峰山高原』に位置し、夏は関西圏の避暑地として多くの人が訪れます。

手ぶらキャンププランがあるほか、スタッフが設営方法をレクチャーしてくれるので、初心者にもおすすめです。夕食のBBQ食材も用意されているため、食材の買い出しも必要なく、気軽にキャンプを満喫できるでしょう。

また、敷地内にある『峰山高原ホテルリラクシア』には大浴場があり、露天風呂に入りながら星空を楽しめるのも魅力。さらに、同じく敷地内の『リクラシアの森』は、映画『ノルウェイの森』の舞台となった場所で、緑と水に包まれた幻想的な風景が広がっていますよ。

西山高原キャンプ場＠岡山県

岡山県高梁市と広島県の県境に位置する『西山高原キャンプ場』は、備中湖（びっちゅうこ）の壮大なパノラマが広がるスポットです。

標高約450mの『西山高原』に位置しており、タイミングがよければ眼下一面に広がる雲海も楽しめることから「天空の遊び場」とも称されています。場内にはオートサイトに加え、車中泊専用のRVパークや設備が充実したコテージもあり、さまざまなキャンプスタイルを楽しめるでしょう。

また、中国自動車道『東城IC』から車で約25分とアクセスも抜群です。車で約20分の場所にはスーパーやコンビニもあり、利便性が良いのもうれしいポイントですよ。

若杉高原おおやキャンプ場＠兵庫県

西日本の人気キャンプ場ランキングに必ずと言っていいほどランクインしている、兵庫県養父市の『若杉高原おおやキャンプ場』は、天体観測ができる絶景スポットとしておすすめのキャンプ場です。

兵庫県養父市は、観光省の「星が最も輝いて見える場所」にも認定された地域。中でも若杉高原おおやキャンプ場は、標高約700mの『若杉高原』に位置しており、周囲を山々に囲まれているため、街の灯りが届かず星がよく見えます。

星を観察するなら「星空デッキサイト」「星空区画サイト」のほか、「星空フリーサイト」がおすすめです。また、山々の絶景を楽しみたい人には「絶景区画サイト」がぴったりです。

他のサイトも、森の中に位置する「こもれびの森サイト」はプライベート感がある、地面がコンクリートの「月のデッキサイト」は駐車場が近いといった魅力があります。

4月から11月の土曜日を中心に、子どもが楽しめる星空ハイキングイベントも開催されていますので、ぜひご家族で足を運んでみてください。

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大角海浜公園キャンプ場＠愛媛県

愛媛県の最北端に位置する『大角海浜公園キャンプ場』は、海に囲まれた海浜公園内にあるキャンプ場です。全国に海が見えるキャンプ場はたくさんありますが、このキャンプ場が特別な理由はなんと無料で利用できるところ！

場内は岬を挟んで東側と西側にキャンプサイトがあり、東側の「かれい広場」は目の前がビーチになっており、白い砂浜やヤシの木などで南国気分を味わえます。また、西側の「くじら広場」は地平線に沈む夕日が見えるため、景色を重視したい方に最適です。

また二つの広場をつなぐ遊歩道は釣りのポイントにもなっており、釣りキャンプを楽しみたい方にもおすすめです。

波の音を聞きながら海の絶景を楽しめる、穴場のキャンプ場ですよ。

まだ名前のないキャンプ場＠大分県

九州の大分県由布市にある『まだ名前のないキャンプ場』は、湯布院温泉の街並みと由布岳の大展望が素晴らしいキャンプ場。

場内にはハンモックのある展望スペースもあり、絶景を楽しみながらのんびりとくつろげます。また、しいたけ屋が運営しているキャンプ場であるため、年中しいたけ狩りが楽しめ、採れたてのしいたけをBBQで焼いて食べるのもおすすめです。

夏の「ゆふいん盆地花火」の日には、場内から約2,500発の花火が見られます。湯布院温泉も近く、観光スポットの拠点にも最適なキャンプ場ですよ。

白崎海洋公園＠和歌山県

和歌山県日高郡に位置する『白崎海洋公園』は、「日本のエーゲ海」とも呼ばれる絶景が広がるキャンプ場です。石灰岩に囲まれた絶壁の上に位置し、白い岩壁と青い海のコントラストは、他にはない美しさです。

自然に囲まれた立地でありながら、最寄りのICからは車で約15分ほどと、アクセスが良いのも魅力。近くには道の駅もあり、地元の食材を手に入れることもできます。

プランもさまざまで、1泊2,000円のリーズナブルなフリーサイトから、AC電源完備で便利なオートサイト、キッチンやエアコンなどが付いたログハウスまであります。

また、白崎海洋公園は「夕日100選」にも選ばれた場所であり、展望台から見える美しい夕日は心奪われる絶景です。付近には観光スポットも多く、キャンプと一緒にレジャーを楽しみたい方にもおすすめですよ。

下北山スポーツ公園キャンプ場＠奈良県

『下北山スポーツ公園キャンプ場』は、奈良県吉野郡に位置する複合型レジャー施設『下北山スポーツ公園』内にあるキャンプ場です。公園内エリアと、森林エリアの2つのエリアのキャンプ場があり、それぞれ異なる絶景が楽しめます。

公園内エリアは、国内最大級のアーチダムとして有名な『池原ダム』の真下に広がっており、巨大なダムの壁が迫力満点の景色。ダムを見上げるようにしてキャンプができるロケーションは、他にはない景色でしょう。

また、森林エリアは、池原ダムを展望できるロケーションです。バンガローとコテージしかありませんが、公園内エリアとはまた異なった絶景が見られます。

下北山スポーツ公園内にはキャンプ場のほか、温泉施設やレストラン、売店、ゴルフ場、アスレチック広場などがあり、大人から子どもまで目一杯楽しめるレジャー施設となっています。

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FBI AWAJI＠兵庫県

兵庫県淡路島にある『FBI AWAJI』は総面積2,000坪と、開放感抜群のキャンプ場。

テントを張れる場所は「BEACH AREA」と「SEAVEIW AREA」の大きく二つのエリアに分かれており、どちらのエリアからも美しい海を見渡せます。

特に「BEACH AREA」はビーチにテントを張ることができるため、他とは一味違った海沿いキャンプを満喫できるのが魅力。また「SEAVIEW AREA」はビーチではないものの、海を眺めながらオートキャンプが楽しめます。

さらに、テントサウナやスタンドアップパドルボート、シーカヤックなど海のアクティビティも充実しています。夏休みには子供向けのアクティビティも開催され、ご家族連れにもお友達同士にもおすすめのキャンプ場です。

まとめ：季節を変えて何度でも行きたい！絶景キャンプ場で心に残る景色を堪能しよう

この記事では関東・関西のエリアに分けて、絶景キャンプ場を16選ご紹介しました。

絶景と言っても、星空だったり、海だったり、雲海だったり、夜景だったりと景色はさまざまです。また同じキャンプ場でも、季節が変わればまた違う絶景に出会えます。

この記事を参考にお気に入りのキャンプ場を見つけたら、ぜひ季節を変えて何度でも訪れてみてください。訪れる度に、新しい絶景が待っているはずです。