最近の子供達は「缶切り」を使えない!?実際に試してみた!
2016年09月05日
ご協力いただいたのは平成13・14年生まれの中学生
中学生ボランティアの皆さん36名(2016年7月28日愛知県尾張旭市内)
ところが最近は、プルタブ式の缶詰も多く有ることもあり、缶切を使ったことの無い若者や子供たちも増えているそうです。せっかく備蓄していても、いざというときに缶詰が開けられないのはとても困りますよね。
そこで今回の実験では、中学生の皆さんに協力頂き、実際に缶詰を開けられるか!?実験を行いました。
ご協力をいただいたのは、第61回愛知県消防操法大会にボランティアとして参加していた36人の中学生です。
さて、缶詰を開けられたのは何人でしょうか!?
中学生のうち、缶切りで缶詰を開けられたのは・・・
●缶切りを使って缶詰を開けられた・・・11人(31%)
●缶切りを使って缶詰を開けられなかった・・・25人(69%)
缶切りを使って缶を開けられたのは、全体の31%、11人でした。約7割の中学生は、缶詰を開けられないという結果に。
今回使用したマルチツールの缶切り機能は、日本で使用される一般的なものと形状が違い、前に切り進める押しきりタイプなのですが、それでも普段缶切りを使用している子はすぐにコツをつかんで使いこなすことが出来ています。初めて挑戦する場合は、テコの原理を使用して缶詰を開けるしくみを知らないため、開けられなかったり、時間がかかる様子でした。
ご自宅で、缶詰を備蓄するときは、缶切りなどの簡単な調理器具を、忘れずに備えたうえで、使えるようにしておきましょうね!