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    雷が光ってから音が聞こえるまで何秒あれば安全? 雷を察知する方法は? 気象予報士が解説

    テレビ宮崎の夕方ニュース「#Link」でお天気コーナーを担当している気象予報士・古山圭子さんが特技のイラストを使って天気の豆知識を解説するコーナー。今回は「落雷の危険性」についてお伝えする。

    17日の宮崎県内は、局地的に強い雨が降った。さらに所々で落雷も発生した模様だ。今回はここでお天気クイズ。「雷が光ってから音が聞こえるまで何秒たったら安全?」

    答えは、「音が聞こえた時点で、実は危険」だという。古山予報士が続ける。

    雷鳴が聞こえる範囲は、約10キロとされている。しかし、光ってから音がするまで時間があるから大丈夫、と思ってはNGだ。雷の音が聞こえる10kmの範囲にいれば、同じカミナリ雲から次の落雷が自分を直撃するという可能性もあるのだ。このため雷鳴が聞こえたら、もう危険ということになる。

    ただ雷鳴がないまま、落雷が発生したケースもある。ではどうやって落雷の危険度を知ることができるのか、実は気象庁のホームページで確認することができる。まずは「気象庁 ナウキャスト」と検索。すると、候補画面にナウキャストのリンクが表示されるので、クリックすると雨雲の動きが表示される。雷は下のボタンの左から2番目、ここをクリックすれば、色別での危険度が表示される。

    1時間先までの予測があるので、自分の居場所にオレンジ(落雷の可能性が高い)赤(落雷あり)紫(落雷多数あり)の色が表示されたら、すぐに屋内に避難するようにしてほしい。

    18日にかけてこの落雷や大雨に警戒や注意が必要だ。雨雲予想ではこの後も18日にかけて、南から暖かく湿った空気が流れ込んで、カミナリ雲が発生しやすい状況が続く。朝の通勤通学の時間帯も早めにお出かけされることをおススメする。17日よりも雨脚が強まって、雨量がまとまる恐れもあるため、雨の降り方に要注意だ。

    (テレビ宮崎)

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