■伊佐沢(いさざわ)の久保桜推定樹齢約1200年の、エドヒガンの巨木です。樹高13.85メートル、根周10.8メートル、幹周8.1メートルにも及び、枝の広がりが四反にもなることから「四反桜(よんたんざくら)」と呼ばれていました。また、坂上田村麻呂とお玉(地元の豪族久保氏の娘)との悲恋伝説に因んで「お玉桜」とも呼ばれています。恋慕のあまり病死したお玉を偲んで、田村麻呂がこの桜を植えたというのです。大正3年には国指定天然記念物に指定され、同時に周りにも桜を植えたのだそうです。久保の桜と周りの桜が競い合うように咲く姿は圧巻! 開花に合わせて開催されるさくらまつり期間中は、地元保存会の売店や屋台が並び、ライトアップ(日没から22:00まで)された幻想的な夜桜も楽しめますよ。
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