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    生ける神ヘビが目覚めて戸を開く? 七十二候「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」

    2017年03月06日

    サイエンス

    生ける神ヘビが目覚めて戸を開く? 七十二候「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」

    冬眠から目覚めた蛇

    3月5日より、啓蟄(けいちつ)の初候「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」。冬籠りしていた虫が「戸」をひらいて地上に姿を現す、という意味です。秋分次候の「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」と対応していますが、「坏戸」という言葉も不思議な言葉ですが、「啓戸」も、「たかが虫」の目覚めを表すにしてはやや仰々しく、まるで天岩戸から出てくるアマテラス神話のよう。しかしそれもそのはず、「虫」は本来ヘビのことで、そしてヘビは古代人にとって太陽神であり、畏怖と信仰の対象だったのです。

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    ホシナ コウヤ

    漫画家ライター

    ホシナ コウヤ

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