カリンには咳止めの効能があるだけではなく、疲労回復効果がある「クエン酸」と「リンゴ酸」、高血圧を予防する「カリウム」、美肌効果がある「ビタミンC」が多く含まれています。2000年前から現代まで薬用として使用されているだけあって、多くの効能があるようですね。
カリンには渋みの原因であるタンニンが多く含まれているため、その渋みをとるために少々手を加えなくてはいけません。しかし、手間をかけて作ったジャム、シロップ漬け、カリン酒などなど…。その独特な酸味や甘味、ほのかに残る渋みが癖になってしまうこと間違いなし!さらに、カリンで作ったジャムは、実の色からは想像できないような真っ赤な色を出すため、味や香りだけではなく、目でも楽しめると思いますよ。
みなさんも、これを機会にカリン料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(カリンを使ったレシピ ⇒
讃岐の食)
今回は、10月から旬を迎える「カリン」についてご紹介しました。カリンが熟したら、いつもとは少し違った楽しみ方を試してみるのもいいかもしれませんね。
<参考・参照サイト>
丸果石川中央青果JA長野県SECOM 美味食材わかさ生活