関東もすっきりしない五月晴れから一転、雨模様と……。この季節ならではの移ろいやすいお天気が続いていますが、このお楽しみといえば「あじさい」ですね。あじさいはよく「紫陽花」と漢字表記されますが、これは唐の詩人「白居易」がライラックにあてた字を、平安時代の学者「源順」が誤ってあじさいに用いたことが始まりなのだそう。
でも「紫陽花」という表記がむしろしっくりくるのは、曇天の下、鮮やかな紫色のあじさいが私たちの気持ちを晴れやかにしてくれるからなのでしょう。
「雨の日はどこにも行きたくない」なんて言わないで、さぁ! 傘をさしてあじさいを観に行きましょう!