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福岡県で記録的豪雨 最大級の警戒を

2017年7月5日 18時39分

君島 由希子君島 由希子
[日本気象協会九州支社]気象予報士 防災士

5日昼過ぎから福岡県の朝倉市など筑後北部を中心とした地域で記録的豪雨となっており、福岡県の一部に大雨特別警報が発表されました。1時間に100ミリを超える猛烈な雨が長時間にわたって降り続いており、土砂災害、浸水、河川の増水・氾濫などの危険が極めて大きくなっています。最大級の警戒が必要です。

数十年に一度の豪雨

きょうは、対馬海峡に梅雨前線が停滞しており、それに向かって九州には南から非常に湿った空気が流れ込んでいます。さらに、福岡県の北部の地域は北西からの風、福岡県の南部の地域では南西からの風が吹いており、これらの風がぶつかる筑後北部では、「線状降水帯」と呼ばれる発達した雨雲の列が長時間にわたって停滞し続けています。このエリアでは1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り続いており、数十年に一度の記録的豪雨となっています。
土砂災害や浸水、河川の増水・はんらんに対して最大級の警戒が必要です。

あす(6日)も激しい雨の恐れ

梅雨前線は、あす(6日)にかけて対馬海峡から九州の北部沿岸付近に停滞する見込みです。南から湿った空気が流れ込むことで梅雨前線は活動を強め、あすも九州北部を中心に雨雲が発生・発達しやすい状態が続く見込みです。きょう(5日)のような集中豪雨は、積乱雲が同じような場所で次々に発生・発達し、狭い範囲にかかり続けることで発生します。平成24年7月九州北部豪雨など、過去の大雨災害も、今回のように梅雨前線が対馬海峡付近に停滞した時に発生しています。あす(6日)にかけても、土砂災害や河川の氾濫、低い土地の浸水などに厳重に警戒をしてください。

(2017年7月5日 18時39分)

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