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少雨一転、大雨の恐れ 九州から関東

2017年6月19日 16時32分

中川 裕美子中川 裕美子
[日本気象協会本社]気象予報士 防災士 熱中症予防指導員

九州や四国は20日以降、近畿から関東は21日以降、発達した雨雲がかかり、滝のような雨の所も。平年の6月ひと月分に匹敵するような記録的な雨が、2日足らずの短い間で一気に降ってしまう恐れもあります。

梅雨前線ようやく北上

九州から近畿と東海、関東は4月下旬頃から雨の少ない状態が続いています。6月6日から7日にかけて一斉に梅雨入りしたものの、梅雨前線は日本の南海上に離れて停滞する日が多く、まとまった雨は降っていません。ただ、あす20日(火)からは梅雨前線が本州付近まで北上してくるため、梅雨らしく、雨の降る日が多くなるでしょう。特にあす20日(火)から22日(木)にかけては梅雨前線上の低気圧が本州付近を東進して、南から雨雲のもととなる暖かく湿った空気が大量に流れ込みます。このため広い範囲で雨の量が多くなる恐れがあります。

断続的に激しい雨

あす20日(火)は、九州は次第に発達した雨雲がかかり、南部では夕方以降に滝のような雨の降る所があるでしょう。滝のような雨とは、ゴーゴーと降り続く雨で、車の運転は危険になるほどです。21日(水)に日付が替わる頃からは九州北部や中国、四国にも発達した雨雲がかかるでしょう。さらに近畿や東海、関東と、雨の範囲は次第に東へ広がり、沿岸部を中心に土砂降りの雨となる所がありそうです。また、南よりの風が強まり、横なぐりの雨となる所もあるでしょう。

わずか1~2日程度で一気に雨が降る

今回の雨は1日から1日半程度の比較的短い間に、一気に多くの雨が降るというのがポイントです。太平洋側の沿岸部では激しい雨が断続して降り、平年の6月ひと月分の降水量に匹敵するような記録的な雨が、2日足らずの短い間で一気に降ってしまう恐れもあります。あれよあれよという間に川の水かさが増えたり、低い土地に水が流れ込んだりするでしょう。ただ、ちょっとした前線の動きで、強い雨のエリアが変わってくる可能性があります。雨の詳しい時間や降り方は、今後もtenki.jpで最新の情報を確認してください。

(2017年6月19日 16時32分)

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