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大型の台風15号 発達しながら北上

2017年8月29日 18時45分

吉田 友海吉田 友海
[日本気象協会本社] 気象予報士 熱中症予防指導員

「大型」の台風15号は、今後も発達しながら北上し、「強い」勢力に。小笠原諸島は長い期間大荒れの天気となる恐れ。関東や東北、北海道も影響を受ける可能性があります。

◆大型の台風15号

台風15号は「大型」になり、現在、小笠原近海を北上しています。台風の大きさというのは強風域(風速15メートル以上の領域)の半径で決まり、下の表の通り500キロメートル以上800キロメートル未満のものです。今年、「大型」の台風になったのは台風6号に次ぎ、2個目ですが、日本付近を進むものは初めてです。台風が「大型」ということは、台風の中心から比較的離れている地域でも影響を受ける恐れがあります。

また、今後も海面水温が30度ほどと高いエリアを進むため、31日(木)には「強い」勢力に発達し、暴風域も伴う予想です。

小笠原諸島は30日(水)は次第に雨や風が強まり、海はうねりを伴い大しけとなるでしょう。9月1日(金)頃にかけて大しけや大荒れの天気になる恐れもあります。台風の動きがゆっくりになるため、大荒れの期間が長引く可能性があります。

その後の予報円は大きく、まだ予想に幅があるような状況です。予報円の西よりのコースを進めば、関東や東北でも大荒れの天気となり、北海道には接近または上陸する恐れもあります。予報円の中心を進めば、日本の東の海上を進む予想ですが、油断はできません。台風周辺の湿った空気が流れ込み、関東は31日(木)頃から、東北、北海道も今週末には活発な雨雲がかかる可能性があります。

◆台風が秋をもたらす?

また、台風が北から冷たい空気を引きずり込み、北日本を中心に一気に季節が進みそうです。仙台管区気象台から東北に低温に関する気象情報も発表されました。31日(木)から9月4日(月)頃にかけて気温が平年よりかなり低く、9月下旬並みの気温となることも。体調管理や農作物の管理にご注意下さい。また、関東でも9月1日(金)は気温が低い予想で、東京都心の最高気温は10月中旬並みになりそうです。その後はまた次第に暑さが戻りますが、気温のアップダウンが大きくなりますので、服装選びにご注意下さい。

(2017年8月29日 18時45分)

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