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広島で集中豪雨 局地的な大雨に警戒を

2014年8月20日 16時44分

吉田 友海吉田 友海
[日本気象協会本社] 気象予報士

◆午前2時                ◆午前3時               ◆午前4時

◆午前2時                ◆午前3時               ◆午前4時

広島県で集中豪雨により、大規模な土砂災害が発生。広島市安佐北区三入では3時間で8月ひと月分の雨量の約1.5倍の雨が一気に降りました。今週末にかけても、日本付近は湿った空気の流れ込みが続くため、局地的な激しい雨に警戒が必要です。
広島県で集中豪雨が発生し、大規模な土砂災害が発生しました。

上の雨雲レーダーをご覧下さい。豪雨が発生した時間帯の雨雲の動きです。
活発なライン状の雨雲はゆっくり南下はしますが、動きはゆっくりで、
同じような位置にかかり続けている様子が分かります。

衛星の画像でも、山口県と広島県の県境付近で積乱雲(白く輝く雲)が発達し、
ゆっくりと南東へ進む様子が分かります。
午前3時30分には広島市安佐北区付近で約120ミリ、
安佐北区上原で114ミリの雨が降ったと見られ「記録的短時間大雨情報」がだされました。

下のグラフは広島市安佐北区三入の雨量です。
午前2時頃から急激に雨脚が強まり、午前4時頃にかけて猛烈な雨が続きました。
広島市安佐北区三入では午前4時半までの3時間雨量が217.5ミリに達しました。
たった3時間で8月ひと月分の雨量の約1.5倍の雨が一気に降ったことになります。
広島市安佐北区三入の雨量

広島市安佐北区三入の雨量

週末にかけても局地的な大雨に警戒を

今週末にかけても日本列島に湿った空気が流れ込みやすい状態が続き、
大気の不安定な状態続くでしょう。
どこでも、このような局地的な豪雨が起こる恐れがあります。
週末にかけて、局地的な大雨による土砂災害に警戒が必要です。

土砂災害から身を守るためには
①大雨が起こる前に、住んでいる場所が「土砂災害危険箇所」かどうか確認しましょう。
自治体からでているハザードマップなども事前に確認するようにしましょう。
②雨が降り出したら警報や注意報、土砂災害警戒情報に注意して下さい。
③土砂災害警戒情報が発表されたら早めに避難するようにしましょう。
④避難が困難になってしまった場合は、斜面からできるだけ離れた部屋に避難するようにして下さい。

(2014年8月20日 16時44分)

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