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台風27号 長期戦のかまえを

2013年10月20日 22時35分

関口 元朝関口 元朝
[日本気象協会東北支局]気象予報士 防災士

台風27号の予想進路図 午後9時現在

台風27号の予想進路図 午後9時現在

台風27号は動きが遅く、週の後半から影響が長く続く恐れがあります。月曜日と火曜日は、貴重な日差しのでる所が多くなります。台風への備えや洗濯など、早めに済ませましょう。
進路予想図をみると、台風27号は暴風域を伴ったまま水曜日から木曜日頃にかけて沖縄周辺までゆっくりと北上する見込みです。(その後、東へ向きをかえて、金曜日には四国沖へ進む見込みです。)台風が北上するペースが遅く、影響が長く続く恐れがあります。

なぜ遅い?

台風は自分の力ではほとんど動くことができないため、周りの風に流されて移動します。
一般に、台風が熱帯の海から北上するときは、太平洋高気圧のまわりを吹く風におされて北へ進み、日本付近で偏西風の流れにのって東よりへ向きをかえ、一気に速度を速めます。
現在の台風27号の状況をみると、太平洋高気圧ははるか東にあって、近くに台風を押しあげる風が吹いていません。このため、沖縄付近まで北上するのに時間がかかり、台風の影響が長引く見込みです。

備えは火曜日頃までに

水曜日頃からは、沖縄や九州・四国方面から雨の所が多くなり、木曜日頃には東北や北海道まで雨の範囲が広がる見込みです。
週末にかけて雨が続き、台風の進路次第では、大雨の恐れもでてきます。
今回の台風は長期戦のかまえが必要です。
月曜日は九州から関東で、火曜日は東北や北海道でも貴重な日差しのでる所が多くなりますので、大雨などへの備えを早めにしておきましょう。前回の台風26号の際に、冠水した道路などは、再び影響がでる可能性もあります。いざという時に安全に避難できるルートを考えおくのも、大切な備えです。
また、洗濯物は週の後半になると外に干すのがむずかしくなりますので、日差しの有効活用を。

(2013年10月20日 22時35分)

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