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日本の南からは台風が北上中

2014年11月3日 23時16分

安西浩子安西浩子
[日本気象協会本社] 気象予報士 ファスティングアドバイザー

<台風20号の5日間進路予想図>

<台風20号の5日間進路予想図>

寒気に覆われている日本列島だが、南の海上からは台風が北上中。台風20号(NURIヌーリ)はフィリピンの東の海上を北上し、6日頃は東へカーブを描きながら向きを変え、7日は伊豆諸島付近を通過する予想。
11月に台風が本土(北海道、本州、四国、九州)に接近するのは比較的珍しいが、
台風の統計を始めた1951年以降、11月に台風が本州に近づくのは3個あります。
11月中に上陸したのは1個あり(1990年11月30日和歌山県白浜町の南)、これは最も遅い記録です。

台風20号は11月3日午後9時現在、大型で猛烈な強さとなっています。
今後は北上とともに海水温が下がるため、台風の勢力は徐々に弱まりながら北上するでしょう。

・沖縄や小笠原諸島、伊豆諸島南部では台風からのうねりが入り、4日から海上はしけてくる見込み。
・大東島地方は5日~6日にかけて、荒れた天気となる恐れがある。
・その後、7日あたりに伊豆諸島付近を通過する予想となっている。

昨年の台風26号の進路と似ている?

昨年の10月に伊豆大島に甚大な被害をもたらした台風26号のたどったコースを黄色く色づけてみました。

今回の20号、昨年の26号と同じようなコースをたどる可能性もありそうです。

昨年の台風26号は、大型で強い勢力のまま、10月16日明け方に暴風域を伴って関東地方沿岸に接近。
伊豆諸島の大島町では、16日未明から1時間100ミリを超える猛烈な雨が数時間降り続き、
24時間の降水量が800ミリを超える大雨となりました。
<昨年の台風26号の進路>

<昨年の台風26号の進路>

伊豆諸島と東京は6日~7日に雨

10日間予報を見ると、伊豆諸島と東京は6日~7日に雨が降る見込みです。
東京は台風の外側に広がる雨雲の可能性が高いが、伊豆諸島は台風本体の雨雲がかかるかもしれません。

台風は本州から遠いため、どれくらいの影響がでそうか詳細はまだわかりませんが、
台風の今後の動きには十分な注意をしたほうが良さそうです。
<10日間予報>

<10日間予報>

(2014年11月3日 23時16分)

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