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来春の花粉は 前年比で東京は2倍以上

2014年10月8日 23時32分

安西浩子安西浩子
[日本気象協会本社] 気象予報士 熱中症予防指導員 ファスティングアドバイザー

日本気象協会は、来シーズン(2015年春)の花粉飛散予測を発表しました。昨シーズン(2014年春)の飛散数に比べると、特に、関東や東北では非常に多くなる所がある見込みです。東海、北陸や近畿も多い予想です。中国、四国や九州はほとんどの所が少ないと予想しています。

●2014年夏の天候が飛散数を左右する

花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が大きく影響します。
一般に、「気温が高い」「日照時間が多い」「雨が少ない」と、花粉のもとになる花芽が多く形成され、
翌シーズンの花粉の飛散数は多くなります。

2014年の夏は太平洋高気圧の西への張り出しが弱く、
日本付近には湿った空気が流れ込みやすい状態でした。
●雨は、九州から四国、中国で雨の所が多く、豪雨による災害も発生しました。
●日照時間は、九州から東海では、いわゆる「日照不足」でした。
●気温は、「北暑西冷」と表現できる傾向で、福岡と広島など猛暑日の回数がゼロという所もありました。
こうした夏の気象条件から、特に、九州や四国、中国は花芽は形成されにくい気象条件になりました。
こうしたことから、来シーズン(2015年春)の飛散数は、前年(2014年春)に比べると、九州と中国・四国は少ない予想です。
しかし、近畿から東北にかけては多くなる見込みで、特に関東や東北では非常に多くなる所があると予想されます。
大阪はおよそ1.5倍、東京では2倍を超えると予想されます。

日本気象協会では、来シーズンも皆様のお役に立つ「花粉飛散予測」や「花粉情報」をお届けする予定です。

(2014年10月8日 23時32分)

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