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北日本 見通しが全くきかない猛吹雪に

2014年12月16日 7時57分

相原 恵理子相原 恵理子
[日本気象協会本社]気象予報士 防災士 熱中症予防指導員

予想天気図(あす:17日朝9時)

予想天気図(あす:17日朝9時)

今夜から明日にかけて北海道付近で低気圧が急発達。2013年に猛吹雪で死者が出た時より発達する予想。北海道は台風並みの暴風に雪を伴い方向感覚を失う程の猛吹雪の恐れ。

■瞬間的には樹木が根こそぎ倒れる程の暴風

きょう(16日:火曜)、全国に雨をもたらす二つの低気圧が、
あす(17日水曜)は北海道付近で猛烈に発達。

あす朝9時の予想天気図を見ると、
北海道の東部の低気圧は中心気圧が952ヘクトパスカル。
日本付近に等圧線が10本以上。全国的に風が強い。

特に、北海道で予想される風は
平均風速が30メートル(道路標識が傾いたり、看板が落下するほど)
最大瞬間風速が45メートル(樹木が根こそぎ倒れたり、電柱が倒れるほど)

これに雪を伴うため、
方向感覚を失うほどの猛吹雪の恐れがあります。
猛吹雪や地吹雪で見通しが全くきかず屋外は大変危険です。
※地吹雪とは積もった雪が暴風によって巻き上げられることです。

2013年3月に北海道の東部で猛吹雪となり9名もの方々が尊い命を落とされました。
その時の低気圧よりも、今回の低気圧はさらに発達する予想です。
(下図参照:上が2013年3月、下があすの予想天気図)

※東北や北陸も最大瞬間風速40メートルが予想されています。
気圧配置の比較

気圧配置の比較

■万が一に備えて

なるべく外出を控えたが方が安全ですが、どうしても外出しなければならない場合は
①車の中には防寒着、カイロ、長靴、スコップ、懐中電灯、携帯ラジオ、軍手、非常食などの準備をして、
燃料が残っているかの確認もしておきましょう。

②移動中に急に猛吹雪に見舞われた場は不用意に車から離れず、雪と寒さをしのげる所で身の安全の確保を。
※車が雪に埋まったときはエンジンを停止してください。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を引き起こすおそれがあります。

③車から離れて避難する際(道の駅やガソリンスタンド、商業施設など)は、車のフロントガラスの内側の見える所に、連絡先(電話番号など)をメモしておきましょう。

以下に載せた「万が一の時に役立つリンク集」もぜひ参考にしてくださいね。

(2014年12月16日 7時57分)

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