トップ > 日直予報士 > 記事概要 > 沖縄 台風による特別警報発表の可能性

沖縄 台風による特別警報発表の可能性

2014年7月7日 11時55分

相原 恵理子相原 恵理子
[日本気象協会本社]気象予報士 防災士 熱中症予防指導員

台風8号進路予想図(7日午前9時)

台風8号進路予想図(7日午前9時)

台風8号は猛烈な勢力で沖縄へ接近、最大瞬間風速は沖縄各地で70メートルを超える恐れ。特別警報発表の可能性も。那覇で70メートルを超える暴風はここ半世紀で一度のみ

那覇で70メートルを超える暴風はここ半世紀で一度のみ

台風8号は、沖縄地方にあす(8日)猛烈な勢力で接近する見込みです。
記録的な暴風や高波となる恐れがあり、台風特別警報が発表される可能性があります。


●暴風
予想される最大風速は・・・・・・
きょう(7日)
大東島は17メートル。瞬間的には30メートル。
本島地方や先島諸島は21~25メートル。瞬間的には35メートル。
あす(8日)
大東島と八重山は20~30メートル。瞬間的には30~45メートル
本島地方や先島諸島は50~55メートル。瞬間的には70メートル以上。
※電柱や街灯が倒れたり、ブロック塀が倒壊したり、走行中のトラックが横転するほどです。
屋外の活動は極めて危険です。

那覇で70メートル以上の暴風が吹いたのは、ここ半世紀の間で1度しかありません。

●高波
予想される波の高さは(いずれもウネリを伴う)・・・・・
きょう(7日)は7~9メートル
あす(8日)は8~14メートル

●大雨
予想される1時間雨量は・・・・・・
1時間に80ミリ以上(猛烈な雨)
※息苦しくなるような圧迫感のある雨の降り方です。

●高潮
予想される最高潮位は・・・・・・
あす(8日)の未明から明け方 1、3メートル
気象衛星(7日午前11時)

気象衛星(7日午前11時)

●最新の気象情報・台風情報を確認しましょう
①テレビ、ラジオ、インターネット、携帯電話(スマートフォン)などで、最新の気象情報、台風情報、交通情報をこまめに確認しましょう。
自治体から出される避難指示や避難勧告を見逃さない、聞き逃さないようにしましょう。

●暴風に備えましょう。
①ベランダや庭など屋外に置かれた、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり留めて固定するか、室内にしまうようにしましょう。
②強風で飛んできたもので窓ガラスにヒビが入り、割れる恐れがあるため、雨戸を閉めましょう。ガラス窓にガムテープをはると、かなりの風圧に耐えられるようになります。
③念のため、カーテンも閉めておけば、ガラスが割れた時、破片が飛び散るのを防いでくれます
④車庫、物置、犬小屋などはしっかり固定されているか確認しましょう。
⑤商店などでは看板が飛ばされたり自動販売機が倒れたりしないか点検しましょう。
※このような備えは台風が来てからでは遅すぎます。荒天の中で家を点検していては、
かえってケガをする恐れがあります。雨や風が強まる前に済ませることを心がけて下さい。

●大雨(高潮)に備えましょう。
雨どいや排水溝、側溝に土砂や落葉、ゴミが詰まっていないか確認し、掃除をして水はけをよくしておきましょう
②大雨(高潮)で浸水することがあるため、家財道具や家電製品などは、高い場所や二階以上へ移動させましょう。
③電気のコンセントは漏電、ショート、感電の恐れがあるため、コンセントは抜いて、低い位置にあるものは高い場所へ移動させましょう。
④押し入れの下の段のものは上の段に移しておくと、被害を小さくできます。
⑤食料品、衣類、寝具などの生活用品は高い場所へ移しておきましょう。
高層マンションなどは停電すると断水することがあるため、水を溜めておくといいでしょう。

●高波・高潮に備えましょう。
①高波や高潮の恐れのある海岸周りには近づかないようにしましょう。
②高波や高潮が満潮時刻と重なると、道路の冠水や床上浸水などの被害がより大きくなるため、大潮の時期や満潮時刻も確認しておきましょう。
③高波で海岸の砂利が押し上げられて、通行が困難になることもあるため、通行止めや速度規制の情報など、早め早め&こまめに交通情報を確認しましょう。

※避難場所と、そこへ行き着くまでの複数の安全な避難経路を確認しておくと良いでしょう。

(2014年7月7日 11時55分)

最新の5件

写真左:京都市西京区 写真右上:広島市中区 写真右下:仙台市青葉区

最強寒波による雪と寒さのまとめ

1月16日 18時39分

16日にかけて今季最強の寒気が襲来。日本海側では積雪が一気に増えて、普段雪の少ない太平洋側の平野部でも雪が積もりました。また、各地で今季1番...  [詳細を見る]

雪や寒さどうなる?週後半は南岸低気圧

1月16日 16時34分

今回の寒気のピークは越えつつありますが、19日(木)から20日(金)は南岸低気圧が予想され、太平洋側でも雪や雨に。低気圧の動向に注意が必要で...  [詳細を見る]
北海道の天気

北海道 雪と寒さのあとは雪の事故?

1月16日 15時7分

北海道付近は、冬型の気圧配置が強まり、昨夜(15日)から今朝(16日)にかけて道北やオホーツク海側を中心に風雪が強まり局地的に大雪となりまし...  [詳細を見る]
気象衛星

日本海側の大雪 きょうも続く

1月16日 8時55分

きょう(16日)は、北陸から北海道にかけて日本海側を中心に、引き続き大雪や吹雪きに警戒が必要です。  [詳細を見る]
16日午前9時の予想天気図

冬将軍 16日も居座る

1月15日 18時54分

15日も、日本海側で大雪となり、太平洋側でも積雪になった所がありました。16日も、日中にかけて冬将軍が居座るため、北海道から九州の日本海側を...  [詳細を見る]

日直予報士一覧

    • 南保 勇人
    • 南保 勇人
    • [日本気象協会北海道支社] 気象予報士 第二種電気工事士
    • 松井 渉
    • 松井 渉
    • [日本気象協会九州支社]気象予報士 防災士
    • 篠原 正
    • 篠原 正
    • [日本気象協会本社]気象予報士 防災士
    • 佐藤雅義
    • 佐藤雅義
    • [日本気象協会北海道支社]気象予報士 第一級小型船舶操縦士

今日の天気(全国)

17日02:00発表

全国のコンテンツ

iPhoneアプリ App Storeからダウンロード
推奨環境:iOS8.0以降
iPadアプリ App Storeからダウンロード
推奨環境:iOS8.0以降
Androidアプリ Google playからダウンロード
推奨環境:Android4.2.2以上

このページの先頭へ