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アメダスの仕組み

観測している気象要素

  • 種類 単位
    降水量 0.5mm単位で表しています。雪やあられなどは、溶かして水にしてから観測します。
    気温 0.1℃単位で表しています。
    風向 北東の風とは北東から吹いてくる風をいいます。風向は、真北を基準に時計方向に16に分割し、16方位で表します。観測前10分間の平均値です。
    風速 最小単位は、1m/s、一部のアメダス観測所では0.1m/sです。観測前10分間の平均値です。瞬間風向・風速はある時刻における風向・風速の値で、3秒間平均した値です。風の弱いとき(0.1m/s単位で観測する場合、0.2m/s以下のとき)は静穏といいます。
    日照時間 太陽が照らした時間を2分単位で観測します。アメダスデータなど統合システムへの移行が行われた地点は1分単位となっています。
    積雪の深さ 積もっている雪の地面からの高さを1cm単位で表します。

アメダス観測測器

  • 温度計
  • 温度計

    写真:気象庁提供

  • 温度計感部は地上1.5メートルの高度に設置し、近くに建物や樹木などの構造物がない場所を選んで気温を測定します。
    白金抵抗温度計を用いていて、白金の電気抵抗が温度の上昇に比例して直線的に増加する性質を利用します。直射日光に当てないようにファン付きの通風筒に入れて白金の電気抵抗値を計測し、温度に換算し出力しています。
  • 風向・風速計
  • 風向・風速計

    写真:気象庁提供

  • 障害物の影響を避けるため、通常は地上10~15mの塔や建物の屋上の塔に設置します。風車型風向風速計は流線型をした胴体に垂直尾翼と4枚羽根のプロペラが取り付けられています。垂直尾翼により風が吹くとプロペラが風上に向くように回転し胴体の向きからは風向が、プロペラの回転数からは風速がわかる仕組みになっています。
  • もっと詳しく
  • 市街地などでは設置高度を一律には決めがたく、地表面付近では、地表面付近の鉛直方向の風向変化が大きく、同じような気象状況でも地表面の凸凹や風速計高度により、観測点ごとの風速や突風率が大きいため異なる場所の風の同一基準による比較は難しくなります。
    一般に草地などの滑らかな地表面では地表面近くまで平均的に強い風が吹きやすく、凸凹の激しい場所は平均的な風は弱くなるが、突風は吹きやすくなります。つまり突風率が大きくなります。
  • 降水量
  • 降水量

    写真:気象庁提供

  • 転倒ます型雨量計は、一定量の雨水がたまると転倒する二つに仕切られた転倒ますをもっていて、一方の区画に雨水が溜まって転倒し排水されると、雨水はもう一方の区画に入る仕組みです。受け口の内径は20cmとなっていて、雪やあられなどの固形降水を観測するために、捕捉した雪やあられなどを溶かして測定しています。
  • 超音波積雪計
  • 超音波積雪計

    写真:金沢地方気象台提供

  • 超音波式積雪計は、音がものに反射してはね返る性質を利用したもので、逆L字型などのポールの先端に取り付けた波器から超音波を下方向に発射し、反射された超音波を受信するまでの時間を測定し、送受信器から雪面までの距離を測定します。
    この距離を送受波器の地面からの高さから差し引いた距離が積雪の深さです。
    アメダスの観測所では超音波式積雪計や光電式積雪計を使っています。
  • 光電式積雪計
  • 光が雪面で反射される性質を利用したもので、垂直ボールの先端に取り付けた受信器から、可視のレーザー光を斜め下に照射し、照射した光と反射された光の位相差を測定して受信機から雪面までの距離を求めます。光を使用しているので超音波式積雪計のように気温による補正はありませんが、無積雪のときでもレーザー光が反射されるようにレーザー光が照射される地面に白色の積雪板をおく必要があります。
  • 日照計
  • 日照計
  • 回転式日照計は、ガラス円筒の中に30秒に1回転する反射鏡を入れたもので、反射鏡により反射した太陽光をセンサーで受光し、受光した光のエネルギーが0.12kW/㎡以上の場合に、<日照あり>としてバルス信号を一つ出力するものです。

全国の気象の観測をする『アメダス』

  • 全国1300箇所で降水量を観測し、そのうちの840箇所では降水量の他、3要素を観測しています。地形が複雑で災害が起きやすい日本にとって、細かい観測網はなくてはならない重要なものとなっています。
  • アメダスによる気象観測ではどんな観測を行っているのでしょうか。観測測器についてそれぞれ詳しく知ることで、アメダスデータを正しく読むことができます。
  • アメダスデータによって地上の天気の変化を細かく知ることができます。データを活用して天気を解析している例をとりあげて解説します。

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